はれりーまん

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書のはれりーまんのレビュー・感想・評価

4.0
さすがのラスボス感あるオスカー俳優共演。序盤の二人だけで話続けるカットで、このシチュエーションでこの演技はスゲーと思ってしまい、俳優対決的な視点でも見てしまった。
しかし、トムハンクスは、後半になるにつけ同じような言い回しとか動きが多過ぎて、だんだん、うまさが鼻についてしまう。他の作品でもたまにある。脚本が悪いのかもだが。それに対して、メリルストリープには、そういうことは感じなかった。うまいこと、演技に「ゆらぎ」みたいなものが入ってるのかも。
作品としては、ラストもラスト、史実的なつなぎ方に興奮。どれほどの影響があったかわからないので、ある意味、陰謀論とか都市伝説に近い感覚だからだろう。