fujiK

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書のfujiKのレビュー・感想・評価

4.0
スピルバーグ、やはり上手し!

社会、政治、権力、メディアなどを扱うこのような映画をずっと見て育った私は、かなり理想主義「」付きとなったのかも知れない。
それでもやはり「疑問?」「おかしい」と考えたことには問いを発したい。

メディアは国家のためではなく、国民のためのものである、とは現在こそ生きている。この力がウォーターゲート事件へと繋がっていくことがわかる。
女性の問題もさりげなく、しっかりと映画の中には取り込まれており、今、何がおきているか、社会全般に対する問題意識、観察力をスピルバーグは持っているのだろう。

バラク・オバマの2018年のfavorite listを目にした時と同じような気持ちになった。
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