よっひ

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書のよっひのレビュー・感想・評価

4.0
近頃はアメリカ社会が歩んだ歴史、その一端にスポットを当てた作品にもっぱら惹かれてしまいます。(なんでだろう)
本作は1970年代に政府の悪事を報道しようと戦ったアメリカの新聞社が舞台。

やはりジャーナリズムを取り扱った映画は面白い!!
この作品は「政府VSメディア」という単純な対立構造ではなく、政府関係者と新聞社社員が仲良しだったり、様々な人間模様が交錯している点で厚みがあります。

大きな決断をするケイ(メリル・ストリープ)が本当に素敵でカッコいい。
序盤の会議のシーンで思うように発言できない姿や、娘に心情を吐露する彼女を丁寧に描写することで、観ている側としては「頑張れ、ケイ!」って絶対なります。

法廷を出た後、取材に囲まれる男性(NYタイムズ?)を背に女性の間を通っていく彼女の姿に本作のメッセージの一つを強く感じることができました。

そしてトムハンクスは相変わらずトムハンクス、つまりイケメン包容力。
レモネードちゃん(娘)かわいいね!

ラストシーン(ん?)ってなったんですが、なるほど「ウォーターゲート事件」に繋がるのか、、、勉強になります。
「大統領の陰謀」も是非観たいです。
よっひ

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