パンナコッタ

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書のパンナコッタのレビュー・感想・評価

4.0
おもろい!ニクソン政権下におけるウォーターゲート事件に至るまでの経過。国民の知る権利に奉仕する報道の自由、会社の存続と報道機関の矜持に揺れ動き権利を守り抜く熾烈極まりなさを刮目。
にしても、ケイのあのなんともいえんオドオドした金持ちの2代目社長感演じるメリル・ストリープー達者すぎ。。
劇中でも「時の経過が証明する」っていってたけど当時のアメリカの民主主義の盤石さというか民意への信頼感を自国に置き換えないわけにはいかないし、主要メディアが新聞社だけだったってのも背景としてあるんだろうけど、情報が氾濫したインターネット時勢における言論とは?国民の責務とは?って考え思わず襟を正したよ