前半(というより前1/4)は人の関係も難しく、トムハンクスの役の人も自分のためにという印象だったから、あまり入り込めなかった。
でも、他の新聞社の賛同記事をどんどん机の上に広げていくシーンから、報道の自由と戦う姿にうるっとした。
一番最初に声を上げたニューヨークタイムズもすごいけど、ワシントンポストが声を上げなかったら、国に握り潰されていたかもしれないと思うと、この行動の意味は本当に大きい。
最初は、自分の意見がない人だと思っていたけど、キャサリンはなんて強い女性なんだろう。
あと最近、戦争もののドラマとか観る機会も多かったから、市民は戦争をしたい人なんていなかったんだな、国に言いくるめられていただけだったんだなっていうのをより痛感した。
日本の今の報道機関にも、キャサリンのような人がいることを願うのみ・・・