KEIGOKATAOKA

蜘蛛の巣を払う女のKEIGOKATAOKAのレビュー・感想・評価

蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)
2.8
2D字幕。WOWOW録画にて。
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一言、どうしてしまったんだという印象。
前作の良かった部分を意図的に全て消してしまった感じ。
リスベットがダークヒーローのようになり、
ミカエルはもはやいたの?という無理やりにキャスティングした感じだし、
全体的なストーリーもアクションだらけで、前作の人間の嫌な部分に向き合って、閉鎖的な空間で進むサスペンスな要素もなくなってしまった。
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ルーニーマーラが演じるリスベットが素晴らしすぎたのもあるけど、
今作のリスベットは、まさにアクションにフィットさせすぎて、儚さとか弱さ、そして何よりセクシーさを感じなかった。
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拷問シーンも取ってつけたかのような感じだったし、ラストなんて安い2時間ドラマのラストかよと。
今作だけ初見ならまだしも、前作ありきで見るとかなり厳しかったです。
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