伊勢崎婦人

地獄愛の伊勢崎婦人のレビュー・感想・評価

地獄愛(2014年製作の映画)
5.0
人間の奥深い狂気を感じて終盤鳥肌が止まらなかった怪作。
グロリアの不安定な精神を言葉ではなく映像で描ききっており、監督はものすごい才能の塊だと感じた。 女優の演技も抜群に良く、また声がハスキーボイスなのも作風にマッチしていた。
前作?になる変態村では主人公を演じたミシェルだが、車の修理ができたり 熟女を抱けたりなど前作とは対象的な部分が多く、それらを探すのも面白かった。
相変わらず構図や音楽の使い方のセンスがピカイチで名シーンだらけの最高の映画でした。
終盤グロリアがこちらに走ってくる場面はいま思い出しただけでもゾッとする最高の場面