Jimmy

暖風のJimmyのレビュー・感想・評価

暖風(1953年製作の映画)
1.5
CS放送「衛星放送」で放映されたので観てみたが、あっという間に観終わる映画だった。
テンポ良く物語は進むものの、感動もなく、何か思い入れを感じるような場面も、特段なかった平凡な映画だった。

物語は、宝塚歌劇のチケットを劇場付近で売りつけようとするダフ屋(石田二郎)が居て、夜は喧嘩を仕掛けるが逆にやられて警官に追われる有り様。
翌朝、若い女と出会って、イロ爺から守ってあげるものの、かといって何か女の役に立つことができるわけでもない。
その女は新潟から宝塚に入りたくて出てきたのだが、その女を新潟に帰すために、男はボクシングの殴られ屋をして、新潟行きの切符を買ってあげる。
その殴られる姿を見て心揺れる女。そして、汽車を見送る男……。

特記事項もないような凡作だった。
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