いき

不可思議な国のアリスのいきのネタバレレビュー・内容・結末

不可思議な国のアリス(2016年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます


監督・脚本: Zach Hamer

ドラッグと(ほぼ)おじさんたちとアリス。

低予算ぽいのは別にいいんだけど、会話シーン顔アップのカットに決まりすぎていて、その空間全体がよくわからない。手元映してほしいとこでもずっと顔。
序盤、あおり、俯瞰、人物の身長があやふやになるようか不安定な撮り方。
ドアたくさんのシーン、セットの手作り感が露骨。布のドア、布の壁、半透明なプラの天井。どうして…
それらを総合して「悪夢を見させられてる」感は出てたけど…結果そうなってたけど…意図的にそうなったというよりも低予算ゆえにそうなっちゃったみたいな…
そこら辺の森で撮りましたみたいな…
構成もアリス原作をほぼなぞっただけで意外性なかった。

妙に音楽が良かったことが印象深い。各シーンにばっちり合ってた。音楽はとても良かった。

あとはラストの、
「首をはねよ!」→花火→暗転→記憶の中の庭で母との再会
って流れがとても美しかった。


以下、蛇足🐍
ドラッグ絡みだったりそうでもなかったりするけど、悪夢感ある映画

・闇のバイブル/聖少女の詩
・小さな悪の華
・アロイス
・シュヴァンクマイエルのアリス
・シュヴァンクマイエルのファウスト
・裸のランチ
・ウィッカーマン
・エターナルサンシャイン
・恋愛睡眠のすすめ
いき

いき