ししまる

シャークネード5 ワールド・タイフーンのししまるのレビュー・感想・評価

2.9
2017年のテレビ映画。「シャークネード」シリーズ第5弾。フィン(アイアン・ジーリング)はサメ竜巻ハンターとしてNATOの会議に招れ、ロンドンへ。対シャークネード組織を結成したノヴァ(キャシー・スケルボ)とともに英国の世界遺産ストーンヘンジの地下で、太古に人類がシャークネードとの戦いに使ったとされる秘宝を発見するが、竜巻がフィンの息子ギルを連れ去ってしまう。
ギルを奪還するためフィンらはシャークネードを追ってオーストラリア、ブラジル、イタリア、沖縄、東京、エジプトへ。シドニーのオペラハウスが実は要塞だったり、ローマ法王がフィンに聖なるチェーンソーを授けたり。竜巻は瞬間移動の手段として使われており、東京ではカプセルホテルにフィンたちが墜落、ポケモンGOをしている日本人がモンスターボールをサメゴジラに投げつける。東京は実際にロケが行われ、ジーリングらは1週間滞在したという。
ストーリーを展開させるため舞台は世界へ。製作費は500万ドルにアップし、映像はだいぶ良くなった(あくまで初期と比べて)。こうなると、もはや低予算映画とは言えない気もする。フィンの説明が「ちょっと何言ってるか分からない」レベルになってきた。
今回のパロディはインディ・ジョーンズ、ミッション・インポッシブルなど。ラストはまさかのドルフ・ラングレンが登場。バック・トゥ・ザ・フューチャーのパロディで、竜巻をタイムマシンにして、未来から来た大人のギルだったのだ(呆)。
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