おしん

交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1のおしんのレビュー・感想・評価

4.0
10年近く経った作品の劇場版にしては、いささか強気な仕上がりだった。
再構成でも編集版でもない、モーニンググローリーを基点としたレントンの回顧録であった。

公正に世界を捉える神視点ではなく、ひたすらにレントンから見えた世界を見る。
主題歌であるglory daysが作品をあまりに象徴している。この楽曲はレントンのための曲だ。

アネモネが公開され、完結篇であるエウレカが発表された今、これはレントンとタイトルを変えるべきなのだと思う。

そうであれば、作品としての見え方もまた変わってくるように思う。

しかし、これをいきなり見せられたら、混乱するかも。
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