“Happy twenty first kido.”
ここからわたしの涙腺はゆるゆる。
私たちの人生は誰かの物語であり、私たちは誰かの物語になる。人生とはなんとも頼り甲斐のない語り手だが、それが途切れることはない。
ありふれたようなテーマだけど、見せ方がお上手。といっても別に見せ方自体も新しいと言うわけではなく単に真摯にこの映画を作っていたからこそ心に響くものがあったのかもしれません。
確かにこれは人によっては薄っぺらい人生への励ましに感じ、眠くなる映画かもしれません。でも、私はどちらかというと信じたいです、映画のメッセージを。私は誰かの物語であり、誰かの物語になり得るのだと。