大絶賛のポンヌフの恋人は好きでなかった。
その後見返してない。
そして少し前、かつての熱を帯びた方々が熱く紹介していたこの作品。果たして私は楽しめるだろうか。不安しかなかった。
いやいや、これ面白い!
「宣言」オープニングからカーテンコールまで、隅々まで面白い。
うまく言えないけど「ショー」というか「見せ物」いや、これがミュージカルなのか?リアリティに寄せない感じ、面白かった。
アダムドライバーのショーとアネットのスーパーボールの場面は全く違った意味でハラハラした。
うっすら聞いてた娘が人形である件。かちんかちん瞬きもしない木の人形を想像してたので、実際は表情豊かで安心し、同情した。そして、子供であることは従うしかない存在なんだとあらためて感じた。
アダムドライバーってヘンテコだけどやっぱりかっこいいよなあ、と再認識した(役は最低だけど)
ポンヌフの恋人、今見返したら、
「面白いじゃん!いいやん!」って思えたらいいな。