私結構好き。
リリィシュシュや聲の形、少年の君などの分類に入るかと思うが、それらに比べると終始なんだか重苦しくない雰囲気がある。
きっと、それぞれに心の支えのようなものを求めている様がしっかり可視化できてるからなのかな？ハルナ以外。(支えがあるから壊れてるか、壊れてないのかという問題は別としてね笑)
いや、二階堂ふみの力かもしれない。
彼女の演技力が、現実的だったんだけど、現実味を感じさせないというか、なんで言ったらいいのかわかんないんだけど、めちゃいい感じで、それでシリアスになりすぎず、フワーッとなったのかもしれない。
彼女の役のような人っていないんだけど、いるよなーって理解できる。
華美ではない、めちゃくちゃなヤンキーというわけでもない、たばこはなんとなく吸ったらやめられなくなった(みたいな感じ？笑)ただただ自分の正義を持っていて、人に好かれたいとか嫌われたらとかってそういう原理で行動せず、群れず、何考えてるんだかわかんなくて、なんだかカッコよくて、惹かれてしまう。
いるんだけど、いないし、いたんだけど、社会に出るとそういう人って消えてしまうかも。学校はまだ自我を頑張れば通しやすいけど、社会は人類を完全に均一化しちゃうよねー
