20180221
原作にかなり忠実。(インタビューシーン除く)
90年代に同じく10代だった自分を振り返りながら見た。
こんなトラウマ級の大きな事件はないし、自分の周りにお酒もドラッグもセックスもこんな風に存在はしていなかった。
けれどノストラダムスの大予言なんてのがあって、人類が滅亡するかもっていうざわざわした感じがあの時代にあったことは思い出す。
10代のきらめきが内包する危うさ。
携帯やSNSのない(あるにはあったけど今みたいに普及していない)時代の、定まらない自己がよく表現されているなって思う。
小沢健二の「アルペジオ」もこの映画の空気によく合っていた。