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リバーズ・エッジのayのレビュー・感想・評価

リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)
3.0
連絡を取る時の固定電話・公衆電話、服、雑誌の文字、テレビ、90年代の懐かしさ。
映画なんだけど、時々出てくるインタビューっぽい感じがまた良い。
音楽もまたいいタイミングで流れるのね。

ハルナと観音崎を放っておいた後のこずえが使うライター、後半の吉沢亮だけの数秒アップ。ちょっと鳥肌たった。
森川葵のキャラがまた怖い。そして、上手い。

SEX、彼氏と友達、3人を繋ぐ共通点、同性愛、生と死。なんなら、嘔吐、血、カッター、ゴム。可愛く笑えて綺麗な青春は何にも無い。言葉も行動も。一人一人なにかしらの不満や欲求を溜めてる闇の映し方がただただエグい。

あまり今の日本映画では見ないような(私が手に取らないだけかな)役者たちの身体を張った演技。プロです。包み隠さずって言葉がピッタリ。ふみちゃん、同性でも思わずドキッとする。

別の方が言ってたけど、私も岩井俊二監督っぽさを感じた。後、何度か観ないとダメかもしれない。
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