まの

世界は今日から君のもののまののレビュー・感想・評価

世界は今日から君のもの(2017年製作の映画)
2.9
高校生の時から引きこもりになってしまった女性が、少しづつ前に進んでなんとか外の世界に行ける様になる話。

本当は凄く絵が上手いのに、褒められたり、それ以上の事を望まれると思考が固まり、上手く描けなくなる事、よく分かります。期待が高ければ高いほど辛いですよね。
中盤、引きこもりの会での質疑応答は引きこもりの人には辛いと思います。でも、引きこもりの子供を持った親の辛さもよくわかる場面でした。

門脇麦さんって見た目は本当に地味でこの役にピッタリだったと思います。ラスト近くで下を向いてじゃなく、前を向いて走るシーンは凄く良かったです。
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