上海十月

トルコ110番 悶絶くらげの上海十月のレビュー・感想・評価

トルコ110番 悶絶くらげ(1978年製作の映画)
3.8
原悦子が関西弁なんだと、ついずっと見てしまった。なかなか味わい深い映画だった。当初の目的を完遂できずに別れるカップル。追われている彼氏がいるベテラントルコ嬢。童貞捨てるメガネが面白いし、片桐夕子が優しい。吉原の案内人と女衒を生業にしている実質主人公が高倉健を尊敬していて負け犬なのに突っ張って見せる。ラスト近くに、本心とは違う女と抱き合うのは、哀しくもあり荒井晴彦ならではの設定ですね。当時の昭和歌謡が小気味よく使われてる。
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