きー坊

きみがくれた未来のきー坊のレビュー・感想・評価

きみがくれた未来(2010年製作の映画)
3.3
2020年160本目。前から見ようと思ってリスト入れっぱなしだったので、ようやく鑑賞📽

ヨットの才能に恵まれた主人公・チャーリー(ザック・エフロン)は、高校の卒業式の夜、運転中の追突事故で助手席に乗せていた弟・サムを亡くしてしまう。進学も夢も諦めたチャーリーは、ある日、同級生・テスと再会し、人生を見つめ直し揺れ動くチャーリーに訪れた奇跡を描いたヒューマンラブストーリー。

【感想】
1.チャーリーとサムの兄弟愛
チャーリーが面倒見のいいお兄さんだったゆえに、サムの死後、自分を責めてサムが眠る墓地の管理をする傍ら、毎日決まった時間にサムに会いにいくシーンは「なかなか前に進めない気持ちも分かるけど、このままでも辛いよな」と切なくなった。
反対に、忘れられることを恐れるサムが兄を想って成仏した(?)シーンは、兄へ向けた最後の愛情だと思うと少し悲しくなった。

2.君がいなくなった世界で、僕は未来へ旅立てるのだろうか
テスと再会してヨットへの情熱が再び湧きつつある一方で、サムと過ごす時間も大事であるゆえに、その狭間で揺れ動くチャーリーの表情が印象的だった🧐

思っていたよりファンタジックな表現が多かったけど、ストーリーのテンポは良かったと思う💭一方で、テスが遭難したあたりが唐突な感じも少しあったかなと思う🤭

ラストの船出に、チャーリーが踏み出す未来への希望が感じられて、じんわり心が暖かくなるお話だった🎬
きー坊

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