《1975年のインドネシアによる東ティモール侵攻の取材中、オーストラリアのテレビ局クルー5名がバリボー市内で殺害された。「Balibo Five」としても知られる事件とその真相を追うことに命をかけたひとりのジャーナリストがいた。実話を元にした本作は、国際映画祭でも高い評価を得ており、東ティモールミュージシャンのエゴ・レモスが手がけた主題歌は、2009年のAPRA Screen Music Awardsで最優秀オリジナル映画曲作曲賞を受賞。
監督:ロバート・コノリー/111分/2009年/オーストラリア・東ティモール/字幕作成:青山学院大学総合文化政策学部映像翻訳ラボ(宮澤淳一研究室)/協力:日本映像翻訳アカデミー》ティモール映画祭サイトより。
主人公オーストリア人ジャーナリストのロジャー・イースト(アンソニー・ラパーリア)が、インドネシアの東ティモール侵略の取材中消息を断ったオーストリア人テレビクルー5人の行方を探す。ガイドするのはは後に大統領となる若き日のジョゼ・ラモス=ホルタ(オスカー・アイザック)
オーストリアラリア人ジャーナリストの視点からインドネシアの東ティモール侵攻当時の状況を描いた息詰まる展開のスリラーで胸にズシンとくるハリウッド映画に負けない力作です。