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蜂の巣の子供たちのkentaromoriのレビュー・感想・評価

蜂の巣の子供たち(1948年製作の映画)
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清水宏のベスト!!!

冒頭
食べ物を子どもにあげる帰還兵。
次に別の子どもが物欲しげに兵隊の隣に行き、食べ物をもらうと、その子どもは「半分でいい」と言う。
このシークエンスだけで、モース論ができる。
戦争孤児たちの貧しくもたくましい「共生」がある。

現実の戦争孤児を出していることで増すリアリティ
キアロスタミばりのロング。
日本のネオレアリスモがここにあった。

「この映画の子供たちにお心当りの方はありませんか」
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