kentaromoriさんの映画レビュー・感想・評価

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狂熱のふたり~豪華本「マルメロ草紙」はこうして生まれた~(2024年製作の映画)

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予想をはるかに超えてめちゃおもしろかった!すべての創作者に見てほしい。 
橋本治が楽しそうに話しているだけでこれほどまでおもしろい。

朝の火(2024年製作の映画)

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『helpless』『ユリイカ』を想起させる傑作 

永遠に回帰する。少しづつ変化しながら。 
大地を感じるために穴を掘り、その傍らには火がある。 

「誰もが他の人であり、本人自身である者は誰ひとり
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軍事演習(1979年製作の映画)

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ベトナム戦争後の弛緩したアメリカ軍inドイツ 
どこか牧歌的な空気がはびこり、軍隊の茶番っぷりが存分に味わえる。

あなたの瞳に話せたら(2019年製作の映画)

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「これだけは確かなこと」に従って生きていく、この生き様を示している。 

「この世界は力への意志であり-それ以外の何ものでもない。」(ニーチェ『力への意志』)

春をかさねて(2019年製作の映画)

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為すべきことをなす、このことがこれほどにかけがえのないものであり、驚きであり、これこそが生だ。

どうすればよかったか?(2024年製作の映画)

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「現存在は自らを外に向けて発話する。発見しつつある存在として、自らを発話するのである。発見されている存在するものについて言明することによって、現存在は自分をそういった発見しつつある存在として発話するの>>続きを読む

法と秩序(1969年製作の映画)

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これが本当にドキュメンタリーなのか!?と感じるほどの「決定的瞬間」の連続、辛抱強さ、反射神経

9.11-8.15 日本心中(2005年製作の映画)

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「「私の不幸は誰のせいか」とあなたが言うとき、あなたが生きていることが、そのとき突然すべての人々にとっての不幸になるのではないだろうか。そう、隠されたもの、決して明るみに顔を出そうとしないままで「力」>>続きを読む

うってつけの日(2023年製作の映画)

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「もう終わり」と「まだこれから」の間で流れる今この時。 

今回もすごかった村上由規乃と監督の演技◎

ニッツ・アイランド 非人間のレポート(2023年製作の映画)

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ついにきた。 
すべてが新しいとも言えるし、すべてが飽き飽きするとも言える世界。 
バグを発見して歓びを見出す2人に、そこはかとない明るさを感じる。

或る夜ふたたび(1956年製作の映画)

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しっかり暗くてしっかり笑えてしっかり泣かせる、五所平はすごい。 

だんだん佐野周二は役所広司に、乙羽信子は深津絵里に見えてきた。

今すぐ購入: 購買意欲はこうして操られる(2024年製作の映画)

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ぼくたちはなぜいつの間にかただの消費者にさせられてしまっているのか。それ以外の者になることを許されないのか、その疑問さえ持つことがないのか。

谷川さん、詩をひとつ作ってください。(2014年製作の映画)

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高校生2人がお互いにお互いをカメラで撮っている。ここには自分の家があった。うちの田んぼは結構大きかったんだなあと言う。 

「きはきられるだろう/くさはかられるだろう/むしはおわれ/けものはほふられ/
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ジョン・バージャーと4つの季節(2016年製作の映画)

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「何かを思い出すときには色々な働きかけが絡まってくる。思い出された事が終着点なのではない。多くの働きかけや刺激がそこに収束し、そこへと導いていく。さまざまな言葉、比較、記号が、写真の文脈を創り出すのに>>続きを読む

ビデオ・レター 寺山修司&谷川俊太郎(1983年製作の映画)

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「ことば ことば ことば これがぼくの近況です」 

やさしいのほほんじいさんなんかではなく、恐い人だった。

パリでかくれんぼ(1995年製作の映画)

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簡単にはカットは割らないぞという強い意志(割るときは割る)、そのリズム感。 
俳優の動かし方もなんじゃこりゃ、驚きと謎と悦びに満ちあふれている。

宮松と山下(2022年製作の映画)

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「ロープウェイのあの宙に浮いた感じは好きなんだけどね」とか「こういう決められた枠を埋めてくの好きなんだよね」って、全部説明しすぎ。何もかも意味が先で画が後。コピーライティングと映画はまた別だ。

ルート181(2003年製作の映画)

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あっという間に1年が経ち、31年が経ち、77年が経ち、127年が経ち、たくさんの人が殺された。 

『ショア』をはるかに超える大傑作。 

「ガザの壊滅は入植植民地としてのイスラエルの性格、自らが行っ
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ガリレアの婚礼(1987年製作の映画)

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「処女性が女の尊厳だというなら、男の尊厳は何?」