kentaromoriさんの映画レビュー・感想・評価

kentaromori

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パリでかくれんぼ(1995年製作の映画)

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簡単にはカットは割らないぞという強い意志(割るときは割る)、そのリズム感。 
俳優の動かし方もなんじゃこりゃ、驚きと謎と悦びに満ちあふれている。

宮松と山下(2022年製作の映画)

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「ロープウェイのあの宙に浮いた感じは好きなんだけどね」とか「こういう決められた枠を埋めてくの好きなんだよね」って、全部説明しすぎ。何もかも意味が先で画が後。コピーライティングと映画はまた別だ。

ルート181(2003年製作の映画)

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あっという間に1年が経ち、31年が経ち、77年が経ち、127年が経ち、たくさんの人が殺された。 

『ショア』をはるかに超える大傑作。 

「ガザの壊滅は入植植民地としてのイスラエルの性格、自らが行っ
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ガリレアの婚礼(1987年製作の映画)

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「処女性が女の尊厳だというなら、男の尊厳は何?」

(2021年製作の映画)

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「動物が怒っているところ、怖がっているところ、悲しんでいるところ、喜んでいるところ、驚いているところは想像できる。だが、希望しているところは?では、なぜできないのか?」(ウィトゲンシュタイン『哲学探究>>続きを読む

教えて? イヌのココロ(2024年製作の映画)

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「たったひとつの伴侶種というのは存在し得ない。伴侶種には最低でもふたつが必要だ。それは言語の構造のなかに、そして肉体に、書き込まれている。犬とはすなわち、避けることのできない、矛盾した関係性の物語であ>>続きを読む

ロボット・ドリームズ(2023年製作の映画)

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予告編3回見て3回泣いて本編見て3回泣いた。 
これはパレスチナだ。

ルックバック(2024年製作の映画)

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「とにかく描け!バカ」

とにかく音楽がうるさい!!!

チャレンジャーズ(2023年製作の映画)

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いちいちスローモーションにして音楽かけんとあかんのか? 
テニスに対してもイカサマを持ち掛けるばかりで、『セッション』に感じたのと同じ怒りを覚える。

モーゼからの権利証書(1998年製作の映画)

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「東エルサレムへ向かって広がるガン細胞」
25年後のいま、その細胞たちはどうなっているのか

日本心中 針生一郎・日本を丸ごと抱え込んでしまった男。(2001年製作の映画)

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「「日本現代美術」を、この言葉を組み立てている三つの要素、すなわち「日本」と「現代」と「美術」にまで還元し、しかるべき手続きのもとに再構成するとしたらそれはどのようなものなのか、そして成立するとしても>>続きを読む