明太フランスパン

歓びのトスカーナの明太フランスパンのネタバレレビュー・内容・結末

歓びのトスカーナ(2016年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

とても点数をつけられない内容
精神疾患は自分とはかけ離れた別世界の話だと思ってたけど、そうではないと気付かされる。
癌や白血病、アルツハイマー、どの病気もなりたくてなる人がいないように精神疾患もそう。

ベアトリーチェの虚言や〝イカれた〟言動が際立っていたが、ドナテッラが息子と会えるように奮闘したり、彼女の過去に涙したり、優しく繊細な心の持ち主でもある。
また、〝私が死んだら母も皆も喜ぶでしょう〟と彼女の心の傷も最後のシーンで見えて来る。

人生ここにあり!とはまた違う心に残る作品でした。