このレビューはネタバレを含みます
とても点数をつけられない内容
精神疾患は自分とはかけ離れた別世界の話だと思ってたけど、そうではないと気付かされる。
癌や白血病、アルツハイマー、どの病気もなりたくてなる人がいないように精神疾患もそう。
ベアトリーチェの虚言や〝イカれた〟言動が際立っていたが、ドナテッラが息子と会えるように奮闘したり、彼女の過去に涙したり、優しく繊細な心の持ち主でもある。
また、〝私が死んだら母も皆も喜ぶでしょう〟と彼女の心の傷も最後のシーンで見えて来る。
人生ここにあり!とはまた違う心に残る作品でした。