なぜかインド映画にハマる前から知っていたアミターブ・バッチャンさん。しっかり出演する映画は初めて観るかも。
インドの女性軽視や、地域差別などを題材にした法廷サスペンス。
んなわけあるか！
と言いたくなるような論法で、相手弁護士が攻め立てて来てとにかく、腹立たしい作品でした。
被告人や証言台に立ったら、人権はないと言わんばかり。
少しずつ法定の状況が変化しつつも結論がわからないのでハラハラがすごいですし感情移入もかなりのものでした。
祈るような気持ちで観ていたら、「ええ」という発言があったり先が読めない作品でした。
アミターブ・バッチャンの存在感ものすごかった。
石像か？という雰囲気の、演技。異様なマスクの佇まい。最初完全に悪いやつです^^
胸糞映画と聞いていたので、尻込みしていましたが観てよかった。考えさせる作品でした。
いろんな差別的、情勢的なキーワードへメッセージが盛り込まれていて見応えありました。
ところでマスクと病気は何だったの？薬を飲んでいるから弁護…？
