なんて恐ろしい出来事…てか、なんて恐ろしい国…時代遅れもいいとこ。
1980年代にジョディ・フォスター主演で『告発の行方』という映画があってテーマは同じだったけど、この『ピンク』は2016年の作品。
チョー最近じゃん!!!とビックリする。
既に引退してる弁護士のディーパクが3人の気の毒な女の子たちの味方になって悪を暴いてくれるんだけど、うまいこと判事の印象を変えていくのが見所。
最初から男子グループは鼻持ちならない輩たちなので、ラストは痛快。
裁判の最中にディーパクのいう「女性の安全マニュアル」のおかげで、この男子グループが恥ずかしいやつらだと浮き彫りになる。
①男性と二人きりで部屋に入ってはいけない
②笑顔で男性に触れてはいけない
③Tシャツ・ジーンズ・ミニスカートをはいてはいけない
④女性は男性とお酒を飲んではいけない
全ての理由は「男子は勘違いして、何してもいいと思ってしまうから」。
…いつの時代よ!?(笑)
でも、インドだからね…って思うと笑えないよね。
あと、地方差別というものがあるのもよく分かった…デリーなんかでは北東部出身者に対するヘイトクライムが多く、問題にもならないらしい…コワイわ~。