嘘を愛する女のAyaRaiのネタバレレビュー・内容・結末

思ったよりよかった！
愛だね！！！！という感じで。
結局なんだったの？て感想が多いけど、
あの男は暗い過去（家庭内のすれ違いから嫁子供が心中）から逃げたくて、消えても誰にも気づかれない東京にきたところ、
女と出会って、こんな自分でもやり直せるかもしれないとだんだん思えてきて、
そんななかで、とっさに言った嘘の名前を嘘と打ち明けられなくて5年も一緒に過ごしてしまい、
くも膜下出血で倒れたことをきっかけに女が全て知った。
というお話ですね。
医療関係の仕事は現在はしていなかったけど過去にはちゃんとした医師だった。
喫茶店でこれから作っていきたい家族像の小説を書いていた。
喫茶店の店員の子は、ストーカー気質じゃないと主人公たちと出会えず、
小説を書いてたこともアプリで出会ったことも判明しなかったことを考えると必要なキャラクターだったと思う。
空っぽになりたかったというセリフも主人公が知らない一面で印象的でした。
最後はあのただ目覚めるだけで十分と思いました。これから二人で未来を作っていく的な意味で、描く必要はないと！
泣きながらこれからやりたいことを言う主人公がよかったよ。