友二朗

アイスと雨音の友二朗のレビュー・感想・評価

アイスと雨音(2017年製作の映画)
4.7
「生きる感じ」

やばい。うわこれ
しばらく余韻から出れんやつ。

凄すぎる...。
なんて作品でしょうか。

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何を観たんだ。
全てが新しく感じる。

"やっぱり映画が好きだ"
ただひたすらにこの感情に戻してくれた、
そんな74分間。

ラストはずっと息止めてました。

こんなに鼻につかない鼻につく演技初めて見た。場面切り替えの説明をシネマスコープに託すのが良い。

なんかもう、うまく言葉に出来ないけど、本当に良かった。ほんとに良かった。

胸を張って好きなものです。

普通にこれどうやって撮ったん?

読んでくれてありがとう。

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「あんたの最初の記憶って何?」

「1人で芝居すんなよ
 命感じないんで」

「半径0メートルの世界を変える」

「嫌いって思ってるだけ
 ほんとは私のこと大好きなんだよ」

「授かった命くらいは
 贅沢に使いたい」

「私達は自意識を持った宇宙なんです」

「いや全然大した話じゃないんだけど俺、お前に言わなくちゃならないことあるんだよね。そういやさ、飲み会の帰り道、突如やってくるあの虚しさ。あれ、なんだろうね。あれ、やばくね?胸、痛くね?なんてごめん。どうでもいいか」

「時間は、全部解決してくれる
 失恋も、屈辱も、後悔も
 全部時間が解決してくれる
 だから俺は
 飯食って風呂入って息をして寝て
 それだけでいいんだ
 なのに、なんで俺は、なんでお前は
 今にも消えそうな感情に
 必死にしがみつこうとしてるんだ
 なんで?なんでた?」
友二朗

友二朗