上映前から良いという噂がかなり入ってきていたのでずっと楽しみにしてた!
"普通"の映画とは一味違うんだと言うこの作品は、奇をてらった作風の多い松居大吾だからこそできた(褒めてる)新しい試みなんだと思う。
それにしても、松居大吾と言えばクリープハイプと言えるくらい一定のアーティストとタッグを組んでいた彼だけど、
今回特別な役割になっているMOROHAとのシンクロ率もかなり高い事に驚いた。
クリープハイプとはまた違う、ずどんとしたメッセージ性の強い音たちがずんずんと心に入って来て、映画でもない、舞台でもない、ライブでもない不思議な空間に迷い込んでしまったかのよう。
松居監督が言ってた生を感じる演技、生そのものをMOROHAが表現している。
前作、私たちのハァハアと共通して感じたことは、思春期特有の苦しさと叫び。
最後には叫びが爆発して、とんでもないエネルギーに変わる。
10代に戻りたくなった。