キクラゲ

顔のない眼のキクラゲのレビュー・感想・評価

顔のない眼(1959年製作の映画)
4.6
超有名作品初見。

なるほど、市川崑版スケキヨの原点はこれだったのですね。

今の眼から観ても家や手術室の美術が非常にオドロオドロしく怖いです。肝心の手術シーンもしっかり見せてくれ、切り方が結構雑な感じが「あ、この人もうダメだ」と分らせてくれる名シーン。

他にも登場人物の歩くシーンの切ない雰囲気や、アリダ・ヴァリの名演、終盤の展開からラストショットまでなどなど見所のたくさん入った大傑作でした。
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