顔のない眼の作品情報・感想・評価

「顔のない眼」に投稿された感想・評価

鴉

鴉の感想・評価

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元祖スケキヨ
手術台映画
麻酔で眠らせるタイミングが絶妙
ラストが美しい
例えるなら、元気が出ないアンパンマン(娘)の為にジャムおじさん(教授)とバタコさん(秘書)が新たな顔を求めて奔走する話。
肉体の若返りについて講義する教授の話が興味深い。
毎回掛かるバタコさんのテーマ曲が軽快だけど不気味さもあって絶妙。
メスと鉛筆の軌道が雑で笑っちゃった。
娘の経過写真が一番ゾッとした。
露骨な説明台詞は気が削がれる。
鳥と犬小屋のデザインと置き方がおしゃれ。
犬襲撃ガチすぎてビビった。
ラストの娘の行動が唐突に見えたけど一応ハッピーエンド、なのかな。
手術シーン見てたら「私の生きる肌」を見返したくなった。
ちょい

ちょいの感想・評価

3.0
期待してたよりよかった グロいけど、急にグロいけどでも白黒映画で初めて面白いと思ったかもしれない
No.343
ジュリエット・メニエル目当てで見たら、登場後速攻顔剥がれてて草。
dude

dudeの感想・評価

3.9
サイコスリラー的な要素も多いが、シンプルで象徴的な物語に美しい映像も相まって、どこか超然とした映画。窓から飛び降りたことを示唆するカットでカーテンではなくドレスが揺れていたのが鮮烈。『デモンズ4』のあれはこの映画の手術シーンの真似だったんだなあ。
Ryosuke

Ryosukeの感想・評価

4.3
明暗のコントラストの強調された画が安定してスタイリッシュ。影の多用や明滅する光を顔に当てる描写などの表現主義的な演出も好み。木々を反射する車体や鏡等による多重的なイメージも登場人物の不安な心情を強調する。 対象物にゆっくりと近づいていく目線カメラが不気味で良い。 カルトという評判の割に演出は手堅く、ストーリーも(奇妙ではあるが)真っ当な感じで展開も先読みできるが、充分良質な作品となっている。
黒沢清やギルレモ・デルトロにも影響を与えているらしい。
冒頭の移動撮影が車内からの風景であったことが分かるという最初のシーンから引き込まれる。
顔の皮を剥がすシーンは単調な割に長くてエグいのでちょっと勘弁してほしかった。
作品にそぐわないお気楽な音楽が繰り返されることは同じアリダ・ヴァリ出演の「第三の男」と同様だが、本作は場面に応じて不穏なアレンジが追加される。 犬の鳴き声も不安を煽る。
手術後の顔が人工的に見えるのは表情と照明の工夫だろうか。
作中、手術後の顔を天使のようだと評されるが、むしろラストで犬や鳥を解放するマスクの彼女の方が天使のように見えるというのは(意図してないかもしれないが)上手い。
博士が顔にひどい傷を負って絶命するのも皮肉。
ubik

ubikの感想・評価

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自宅をあるくのを無音で永遠うつすシークエンス不気味すぎ。そのあと父が部屋に入ってうつ伏せで寝ている娘に近寄るときなぜ主観ショットなのかわからん
わけわからん植物
気絶させるシーンいい

長い上に続く階段3回目くると思ってたけどこない
TICTACz

TICTACzの感想・評価

4.0
程よく気持ち悪い奇妙な余韻が残って好き。ラストに到達するまで地味だけど、それが逆に最後になって効いてくる。
Moeka

Moekaの感想・評価

4.0
白黒なのに血のドス黒さや生暖かさが伝わってくるおどろおどろしさ、この表現は当時ヘイズコードがかかっていたハリウッドでは決して描くことができなかっただろう。閉じ込められている娘はまさに檻の中の犬、籠の中の鳥と同じ。人間の顔の中で最もその人を印象づけるといっても過言ではない眼だけが残っているという点が興味深い。無垢で清純、平和の象徴である鳩と共に進んでゆく彼女は不気味ながらも天使そのものの美しさだった。とても好みの作品
表現としてはまず顔を隠したコートだけを映して、次のシーンで引き摺られる生足を見せて女性の死体を表す描写が実に上手いと思った。

そこからはサスペンスらしく台詞で進行していく展開や情報描写も目立って正直好みではなかったものの、アリダ・ヴァリのミステリアスな演技とピエール・ブラッスールの静かな狂気を秘めたキャラに求心力があったおかげで飽きることは無かった。

助清の元ネタと思しき仮面をつけたエディット・スコブも儚げで良かったし、焼け爛れた素顔の酷さもホラーチックだったけれども、どうせなら犠牲者の女性の役も彼女にやらせていたら失われた顔が際立って悲劇性が増していたように思う。

そして当時は既にヌーヴェルヴァーグが台頭してきていたけど、それを思うとこのフリッツ・ラングを思わせる作品は作りとして良くも悪くもあまりに古風だったんじゃなかろうか。
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