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大脱出2のriverのネタバレレビュー・内容・結末

大脱出2(2018年製作の映画)
1.2

このレビューはネタバレを含みます

良かった点は、前作のシュワルツェネッガー枠(おいしい役)をバティスタが担当していたところ。WWE時代のバティスタを思い出して、いい役者になったなぁとしみじみした。ドウェイン・ジョンソンより上手いと思う。スタローンの最後の格闘シーンもなかなか良かった。

他は“Seriously?”の連続。

・レイ(スタローン)とシュー(ホアン・シャオミン)との師弟関係が主軸だったが、馴れ初めや修行シーンが一切なく、始めから完璧超人として描かれるシュー。囲碁対決ではレイはシューに歯が立たず、東洋思想におもねるレイと謙遜するシュー。師弟感ゼロでシューへの感情移入は絶望的。

・シューがちょっと瞑想しただけで、特殊能力が発動し監獄の構造が解明。

・カンフーシーンのカメラワークが雑!適当に左右に振るだけ。

・医療ロボットがロッキー4(1986年)のロボットと同じセンス。

・地下にあるからハデス(冥界)って名前...しかもそんな近い場所に?

・監獄の食事が全部中華。次から次へと食事の中に伝言メモが登場。

・監獄長が突然ナイフ使いに(弱そう...)

ほぼこんな調子だったが、妙な統一感もありダメージは少なめ。105分がちょうど良い長さだったのかもしれない。評価はできないけど。
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