EnzoUkai

MOTHER FUCKERのEnzoUkaiのレビュー・感想・評価

MOTHER FUCKER(2017年製作の映画)
3.5
関東方面から評判が流れて来ていて見たい見たいと思いつつやっと見られた。
個人的にはリミエキ&ニーハオでライブを見たこともあるし話もしたことがあるYUKARIさん一家のドキュメンタリーだと言うことで興味を膨らませたわけだけど、実際は非常に多層な作り込みをしてる。レスザンTV(インディーズレーベル)ありきで撮り始めた多少コマーシャルなフィルムとも言えるし、全国のインディーズシーンを俯瞰する大きなテーマもある。バンドイズボーンものでもあるから、何とも評する言葉が見当たらない(途中の脱線具合がまた頭の中を混乱させる)。
地方都市に生きていて地方のインディーズシーンもよく知っていてライブハウスのあの独特な雰囲気も身に染み付いてる身からしたらこんな日常が映像化されて良いものだろうか?と疑問を抱きながらも、ほとんどの人たちはそんな世界を知る由もない。この映画の存在意義は実はジャニーズやエグザイルに日頃親しんでる人たちの為にある様なものかもしれない。
ただ、いかにそこに届くかが問題なのだが。。
今日の上映会、監督が目の前にいたんだけど入れ替えで退場を余儀なくさせられた。色々聞きたいことがあったんだけどなぁ。
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