【ゆきえのレビュー】
2021/3/9
映画館で見逃した自分をぶん殴りたい😭
主演2人の演技が凄まじい。
モードを演じるサリー・ホーキンスは
本人と表情がそっくりだし
エベレット演じるイーサン・ホークは
短期で気難しい人だな…怖いな…と思わせつつも、根は悪くないんだろうなと序盤から読み取れる。
どんなに強く当たっても
モードが絵を描くことだけは止めなかった。
だんだん優しくなるエベレットと
どんどん可愛くなるお家が愛おしい。
周りからずっと厄介者扱いされていた二人。
病気を患うモードを同情する人もいるだろう。
「人って自分と違う人間を嫌うの」
モードは何もわかってない訳じゃない。
とても思慮深い人だ。
そんなモードがエベレットを変えてゆく。
エベレットのことを最低な男だと
非難する人もいるだろう。
そう思う人は孤児院で育ったと言う背景もしっかり考えて欲しい。
二人より立派な人は沢山いる。
でもその人達が彼女や彼を愛してくれた?
この二人にはお互いしかなかったんだよ。
出会えて一緒の時を過ごせて幸せだったんだよ。
野暮は言わないで。
「一組の古い靴下みたいね」
これに尽きる。
このシーンが大好き過ぎて…!!!
思わずこの後に続く一連の台詞を
手帳にメモした。
網戸のくだりもやばい。
優しいかよ〜。
ときめき過ぎて変な声出た😂
最初のエベレットからのこれは…。
普段から優しい人ごめんねって謝りたくなるくらいギャップにやられた。
「顔が見える」
「こっちもだ」
このやり取りも好き🥺
久しぶりに再会した2人が
雲を見ながら交わした会話も素敵過ぎて涙出た。
もうずるいよエベレット…
その後に実はしていてくれた行動も…泣
ずるいよエベレット…
犬を飼ったら?と言う提案への
リアクションと答えが…
エベレット…!!
もう…途中で嗚咽。
最高の演者からのご本人達の映像。
エンドロールの曲の歌詞もとても素敵。
「命の輝きがひとつのフレームに
そこにあるの」
観賞後には“窓”が特別に思えるはず。