ヘビーな映画の後にはホッコリ映画。
モード・ルイスは実在したカナダの画家、
彼女の半生のお話。
モードは重度のリウマチを患い一族から疎まれていたが絵をこよなく愛していた。
ある日、掲示板に貼ら…
社会のはみ出し者であった二人が出会い結婚をしその生涯のストーリー。
お互いの足りない所を二人で補っていく、
夫はガサツだが何だかんだと妻に寄り添い、
妻も負けずと口が悪い。
妻の描いた絵は売れていく…
このレビューはネタバレを含みます
2人が結婚して、おじいちゃんおばあちゃんになって、男の方が「俺はダメな旦那だった」と言っていたように、こういう攻撃的な人って自分で自分がどれだけ他人を傷つけているのか自覚があることが多いよな。ダメだ…
>>続きを読むなんつってもサリー・ホーキンスとイーサン・ホークの演技が光ってる。
素晴らし過ぎるキャスティングにも拍手を贈りたい。
エベレットは、不器用なだけでホントは優しい男なんだよなあ。
結婚式後、部屋で自分…
思ったことをズバッと言うモードと意外と怒らず受け入れるエベレット。
時々くるそのシーンが好き。
不器用なようだけど、モードには伝わっているエベレットの愛情は私が思っているよりも大きそう。
それに…
伝記ものが時として陥ってしまう、網羅的で散漫な印象はまったくなく、彼女の周囲にどんな光がこぼれ落ち、どのような陰影のなかで呼吸していたのかが鮮やかにとらえられていた。
カナダで、フォーク・アートを…
「私は愛されていたの。ずっとあなたに。」
病や貧困と闘いながらも、豊かな色彩と素朴な作風でカナダを代表する人気女性画家となったモードと、彼女を支え続けた夫・エベレットの絆と半生を綴った伝記ドラマ。…