しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイスの作品情報・感想・評価

しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス2016年製作の映画)

Maudie

上映日:2018年03月03日

製作国:

上映時間:116分

4.1

あらすじ

カナダ東部の小さな町で叔母と暮らすモード(サリー・ホーキンス)は、絵を描くことと自由を愛していた。ある日、町の商店で買い物中のモードは、家政婦募集の広告を貼り出した男に興味を持つ。男は町はずれで暮らし、魚の行商を営むエベレット(イーサン・ホーク)。モードは束縛の厳しい叔母から逃げるため、住み込みの家政婦になろうと決意。彼が1人で暮らす小屋のドアをノックした。 子供の頃から重いリウマチを患い、一…

カナダ東部の小さな町で叔母と暮らすモード(サリー・ホーキンス)は、絵を描くことと自由を愛していた。ある日、町の商店で買い物中のモードは、家政婦募集の広告を貼り出した男に興味を持つ。男は町はずれで暮らし、魚の行商を営むエベレット(イーサン・ホーク)。モードは束縛の厳しい叔母から逃げるため、住み込みの家政婦になろうと決意。彼が1人で暮らす小屋のドアをノックした。 子供の頃から重いリウマチを患い、一族から厄介者扱いされてきたモード。孤児院で育ち、学もなく、生きるのに精一杯だったエベレット。そんなはみ出し者同士の同居生活はトラブル続きだった。しかし、モードがこしらえた熱々のチキンシチューを口にして、エベレットは孤独だった心が温まるのを感じる。やがて2人は互いを認めあい、結婚することに。 そんな時、顧客のサンドラがエベレットに会いに訪れる。ニューヨークから避暑に来ている彼女は、モードが壁に描いたニワトリの絵を見て一目で才能を見抜き、絵の制作を依頼する。サンドラの期待に応えようと、モードは夢中で筆を動かし始めた。壁に、板に、請求書の裏に。そんな彼女を不器用に応援するエベレット。やがてモードの絵は評判を呼び、アメリカのニクソン大統領からも依頼が来るが……。

「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」に投稿された感想・評価

kami

kamiの感想・評価

3.9
一人の画家の生涯が淡々と描かれるんだけど、心にじーんと残った。
夫のエレベットとの距離が次第に縮まっていくところが最高。
とても良かった。ストーリーはどうでもいいし、絵もあまり好きではないけど、もの凄く泣けてきた。

本物しかいらない、幸せって目の前のこと?というか、その人がいればもう本当に幸せ、っていうの目指したいなぁ。。

絵にお金という軸で価値がつくことはやはり重要だと思った。そして発掘者の重要性。

微妙な家族との関係性や他人と違うというニュアンスの描写に関して、結構リアルというか、共感というか感動というか、とても印象的だった。
淡々と描かれる画家の生涯。静かだが生命感溢れる作りは、モード・ルイスの作風と重なり、観終わってからジワジワと盛り上がってくる。サリー・ホーキンスは勿論だが、イーサン・ホークも好演。自然と人間が調和する映像が印象的。
shimalucky

shimaluckyの感想・評価

4.2
どこまでも温かい人間ドラマ。カナダの厳しい自然がいいアクセント、後は一流の役者に全て任せた様な演出、想像以上に素晴らしい。
竹犬

竹犬の感想・評価

4.1
塚口サンサン劇場にて。
粗暴で人付き合いの悪いエベレットと兄や叔母に邪魔にされる変わり者のモード。
家政婦募集の張り紙が二人を結びつける。
エベレットの乱暴さや口の悪さ、普通の人なら続かなかったであろう家政婦仕事。でもモードは独特、というか恐らくはASで空気が読めないというか飄々としているモードがだからこそかみあったのだろうね。
お互いなくてはならいかけがえのない存在になる。質素で素朴な生活だけど幸せは二人でいる事だと気付かされる作品でした。

網戸はイラン!と行っておきながら取り付けてくれるエベレットの優しさや、結婚した日のダンスに足にとても暖かさを感じた。
あーや

あーやの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

シェイプオブウォーターでは赤いカチューシャをつけたサリー·ホーキンスのかわいい笑顔に世界中が虜になってしまいましたよね。物語はもちろん画や音楽、そして水。シェイプオブウォーターは全ての要素が美しく調和して一級の芸術に値する筆舌に尽くしがたい名作のため、まだレビューを書けていないのです。あまりに感動して2回も映画館で観たのに。BluRayでも1回観たのに。いざレビューを書こうとするとあの世界を思い起こして想像の中で再度浸ってしまう····。ので、シェイプオブウォーターのレビューをまとめる前に「Moudie」のレビューを記します。邦題は「しあわせの絵の具」です。カナダの著名な画家、モード·ルイスの生涯の映画でした。彼女のカラフルで可愛らしい絵の魅力はもちろんなのですが、正式には彼女と夫であるエベレットの映画でしょうか。2人のゆったりした夫婦愛にも癒されます。サリーちゃんはもういつも通り素晴らしい演技なのですが、渋くて不器用で「俺はダメ亭主だ」と自分で言ってしまうイーサン・ホークがとっても素敵でした。ほとんど喋らないのに表情や行動からモードへの愛を感じられて、その全てが優しくて愛おしい。愛と優しさに溢れたご主人がいてこそ、彼女が絵を書き続けられたのでしょうね。
カナダの小さな港町にある小さな小屋の中、窓から見える自然に囲まれて命の輝きを感じながら好きな絵を描く。周りに溢れる小さな命たちを見つめ、すぐ隣には無口でも確かに愛してくれている夫がいてくれる。エベレットと出会うまではひどい扱いを受けて家族からも疎外され続けた人生だったのに、彼と出会ってからの人生は愛と彩りに囲まれた充実した人生を送ったモードルイスは、結果とても幸せだったのだなぁと感じました。季節の時間を刻むように夫婦の時間をゆっくり刻んでゆく。憧れますね。
すてきな夫婦愛に癒されつつほんのり感動できる良作でした。イーサン・ホーク、いい男です。
お金より大事なものがある映画

素朴な生活に彼女の絵が良く映える
Marrison

Marrisonの感想・評価

4.5
ダンスの時の足、に尽きる。
この美しい映画は、幸せになれなかった女性たち(例えばジェルソミーナ!)の亡霊にしなやかに支えられてる。
夫婦で睦まじく詩人をやってた病弱だったエリザベス・ブラウニング(夫ロバートの作品がのちにジョン・レノンの人生最終曲「Grow Old With Me」に生かされる)も思い出し、私は目を濡らしっぱなしにした。

自己主張を怠らないことで育まれる欧米型の愛、もある。
夫役の終盤の老け感が妻役と比べて足りなかったかな。
ほっこりする映画🌷カナダの素朴な大地がよりモードのカラフルな絵を際立たせる。カントリー調の音楽と相まって更に心沁みる。イーサン・ホーク演じる不器用な夫が微笑ましい👍
a

aの感想・評価

3.9
リアリティバイツの再鑑賞でイーサンホーク、シェイプオブウォーターでサリーホーキンスをみて、この作品もみたくなって。

登場人物はほぼこの二人なんだけど、ずっと見てられる。
人と上手く関われないエベレットはきつく当たっても、モードは簡単には嫌わずひょうひょうとしてるとことか、実は深いところに自分の世界(芯)をもってるから、彼女とうまく関係を築けたのかな、とおもう。

イーサンホークを見てたら、リアリティバイツでの不器用なキャラクターを思い出した。なんかそういう役、似合うなあと思った。
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