公開当時劇場に観に行くか迷った作品。
緊張感凄すぎて劇場だったら耐えられなかったかも。
威嚇射撃が怖すぎた。
関係者の話を根拠に構成された内容とのことです。
時代の変わり目の憤懣やる方ない事件で目を逸らしたくなる場面もたくさんありました。
史実が伝える結末もなんともやりきれないです。
迫真の映画的演出と各俳優たちの演技で見せる見事な作品でした。
首謀者の警官役の方、怖すぎて夢に出そう。
ジョン・ボイエガが主演クレジットされてたので彼がヒーローとなってこの窮地を救い出す話かと思ったら全然違った。
1967年という時代を鮮やかに再現した美術や衣装も素敵でした。
そして音楽の使い方が素晴らしい。
エンドロールの最後まで音楽が最高にかっこよかったです。