先ずはキャサリン・ビグロー監督の演出が何よりも凄い。
きっと、サスペンスやホラーやドキュメンタリーをかなり研究してるのだろう。
「ゼロダークサーティー」の尋問シーンを超えるような緊迫感が恐ろしく観ているこっちまで疲弊してしまう。
そして、キャスティング。
クラウス役のウィル・ポールターのまだ幼さが残る顔…ホントにムカつくんだけどこんな役よく引き受けたよな。偉いよ。
ジョン・ボイエガの演技も素晴らしい。
今も続く人種差別に警官による黒人への射殺事件に暗澹たる気持ちになるが、本作のような作品が作られるアメリカに敬礼!