【マーストン教授】
・心理学者であり、妻エリザベスと共に『ポリグラフ(嘘発見器)』を発明。
・その後、自身の"性癖"を生かし、『DCの看板:ワンダーウーマンを創造』する。
・その誕生の"裏側"には、『2人の女性』の存在があった。
【トライアングル】
『こんな三角関係を描いた映画を鑑賞したのは初めて』です。
しかも"実話"を元に製作された映画というのだから尚更驚きです。
【私のために争わないで】
基本的な三角関係のイメージとして、
『女⇄男⇄女』
or
『男⇄女⇄男』
という構図があり、『同性が敵対関係』になるイメージです。
竹内まりやの『けんかをやめて』が良い例かと思います。
【幸福(しあわせ)】
アニエス・ヴァルダの名作『幸福(しあわせ)』での三角関係は、『男が女性2人へ平等に愛情』を振り撒いていましたが、女性同士の面識はありませんでした。
【女⇄女⇄男⇄女⇄女】
一見すると『男が中央に君臨』しているため、『男女5人ハーレム物語』のような構図に見えます。
しかし実際は、『男女3人変態物語』なのです。【それが本作】
『男女交互ではないのが味噌』であり、『男女男男女男女』でもなく、『女女男女女』の並びになります。
【水の形】
不思議なもので、人は"現実の変態"にはビタ一文も金を払いませんが、"空想の変態"には"湯水の如く"お金を注ぎ込みます。【僕もです。】
『誰しもが少数派』であり、自分を理解してもらうために『創造というフィルター』を通して、『自分の分身』を生み出します。
それが『ワンダー・ウーマン』であり、『半魚人』なのかもしれません。
【バトル・オブ・ザ・セクシーズ】
エマ・ストーンとスティーヴ・カレル主演の映画『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』は、『性差別』・『同性愛』・『依存症』等々の様々なテーマが"混沌"としていました。
ワンダー・ウーマンもまた、『混沌の中で誕生したヒーロー』だと感じます。
【1941年:ワンダーウーマン誕生】
ワンダーウーマンは誕生以降、『現実社会での様々な差別』と戦ってきました。
マーストン教授は、『声を発することのできない彼女の代弁者』であり、それは"未来"で確実に身を結んでいます。
【2017年:映画『ワンダーウーマン』公開】
・全世界興行収入8億ドル超えを達成。
・女性監督(パティ・ジェンキンス)と女性が主役(ガル・ガドット)のアクション映画では"史上初"の快挙。
【2019年:映画『ワンダーウーマン2』公開予定】