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ワレワレハワラワレタイ ウケたら、うれしい。それだけや。のtakywalkerのレビュー・感想・評価

4.5
京都国際映画祭にて。
西川きよし、博多華丸・大吉、山口智充、渡辺直美の4人のみだった。

西川きよしの話には、聞いていて目頭が熱くなるやすし師匠への愛、お笑いへの想いが詰まっていた。

華丸・大吉も、今や売れっ子というイメージしか無いが、福岡時代の苦労を聞いたことで人間的な魅力が一層強く感じられた。

ぐっさんは、ややドライ。

渡辺直美は、2012年に語った夢を今完全に叶えていて、素直に格好良いし、改めて有言実行な彼女の凄さを思い知った。

面白かったが、やはり、ダウンタウン、さんま、チュートリアル等、他の芸人の話も聞きたかった。

追記
10/27(金) TOHOシネマズ新宿 13:00
舞台挨拶:木村裕一、あべこうじ、平成ノブシコブシ

間寛平、あべこうじ&井上マー、笑福亭松之助、明石家さんま編

間寛平:しくじり先生で彼の苦労話は知っていたが、やはりそれが中心だった。マラソンのきっかけがめだかさんなのは知らなかった。

あべこうじ&井上マー:あべこうじのキャラが最近変わったなーと思っていたが意識の変遷のきっかけがさんまにあったとは。井上マーは芸を見てみたくなった。

笑福亭松之助:落語家が、落語は時代遅れと言い切るのは格好良いなと思った。だが、落語という演芸に関しては確固たる自信とプライドを持っていて、さんまの師匠たる由縁を存分に感じた。

明石家さんま:日本最強の司会者が、漫才ブームで苦悩していたとは。やはりこの人が真面目に喋ると本当に格好良い。

追記
10/28(土) TOHOシネマズ新宿 19:00
舞台挨拶:木村裕一、ケンドーコバヤシ、チュートリアル福田

チュートリアル、今いくよ、くるよ、西川きよし編

チュートリアル:徳井の漢泣きがこの映画で一番観たかった場面。その場面はこっちも泣きそうになったが、インタビュー全体はなんだか薄かった印象。もう少しコンビの馴れ初めやお笑いへの価値観等が知りたかった。

今いくよ、くるよ:どやさのイメージしかないコンビだったが、2人ともバリバリの体育会系からお笑い畑に飛び込んできたという話はとても興味深かったし、流石ベテランだけあって話し方がとてつもなく魅力的だなと思った。やはり西川きよしも松之助もそうだが、ベテランの話には深みがある。

追記
10/30(月) TOHOシネマズ新宿 13:00
舞台挨拶:とろサーモン、はんにゃ、ライス

小籔千豊、藤井隆、辻元茂雄&島田珠代、内場勝則&末成由美、池乃めだか&桑原和男編

小籔千豊:小籔の満足度が25~50%なのに驚いた。もう十分と言っていいほど新喜劇の発展には貢献されていると思うが、まだ野心を持っている所も格好良い。家族を本当に大切にしつつ、お笑いにもしっかり向き合っていて、男として尊敬出来る人だなと改めて感じた。

藤井隆:人間としての器は小さいのかなと感じた。

辻元茂雄&島田珠代:辻元の話は薄い。珠代姉さんの人柄の良さはすごく伝わってきた。

内場勝則&末成由美:内場さんの息子さんの話、芸人としてはたまらなく嬉しかったんだろうというのがひしひしと伝わってくる。由美姉さんも飄々としていながら笑いというものを真剣に考えているんだな、と思わされた。

池乃めだか&桑原和男:最近の新喜劇や団員に文句はつけながらも、今日まで舞台に立って新喜劇を支えられているお二人。こういう場面でも真面目になりすぎないのは逆に格好良いなと感じた。
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