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目次
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『冷たい心臓』に投稿された感想・評価
Kientopp552の感想・評価
2023/08/08 18:34
4.0
今は存在しない「ドイツ民主共和国DDR」の映画会社だったDEFA(デーファ)が製作した児童映画第一作目で、DEFA製作の最初のカラー作品でもある。その後のDEFA製作の、一連の児童映画作品の嚆矢を飾る作品で、しかも、DEFAが製作した映画の中でも成功した映画の一本である。
使用素材は、Agfa Colorアグファ・カラーで、この素材は、その赤味が掛かった色合いにその特徴があるが、本作の撮影監督B.モンディーは、色彩技術も担当しており、本作のカラーの色合いには輝度が高められている点に本作の鑑賞において気を付けて観るべきであろう。既に製作から70年以上も経っている本作のカラーの色合いは、日本の映画作品で言えば、衣笠貞之助監督による1953年作品『地獄変』に比定されうるものである。
原作は、後期ロマン派のWilhelm Hauffヴィルヘルム・ハウフの1827年の同名の作品で、この原作の背後には、資本主義批判があることも知っておきたい。
主人公ペーターは、貧しい炭焼き夫である。なぜ、貧しいかというと、炭自体が既に燃料の一つとしての意味を失っていたからである。つまり、炭に変わる石炭や石油が燃料の素材として広く使われようとしている時代にペーターは生きていたのである。このことは、ドイツの産業革命が1830・40年代から本格化するところから、本作のストーリーは、本作の原作が書かれた1827年を、正に、時代的に反映している。そして、この1820年代とは、産業革命に遅れたドイツ、とりわけ、ライン川を遡ってくるイギリス産業の大量生産による廉価な製品に浸食された南西ドイツにおいて、ドイツの一連の手工業産業が没落する、経済不況の時期でもあったのである。
ゆえに、廉価なイギリス製品を仲介し、ライン川を遡って、ドイツにイギリス製品を運ぶオランダ水運会社のオランダ人は、裕福に描かれるが、それは、ドイツを収奪する「醜いオランダ人」としてなのである。
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#アグファ・カラー
#B.モンディー撮影監督
#「醜い」オランダ人
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dyunの感想・評価
2017/07/12 22:52
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東ドイツ映画祭にて。
オランダが驚くべき豊かな国として描かれている時代背景に興味を引かれた。機会があれば原作も読んでみたい。
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