ゆーこ

あさがくるまえにのゆーこのレビュー・感想・評価

あさがくるまえに(2016年製作の映画)
4.0
臓器移植にまつわる群像劇。

死は誰にでも平等にやってくる。
遅いか早いか、いい人間か悪い人間か、価値ある人間かそうでないかは、死の前には関係ない。
だから、臓器移植に関わらず、医療というのは誰にでも平等であるべきだ。
人間なので、誰かを助けたいとかこんな小さな若い命と、あと数年で死ぬ老人の命、天秤にかけたくなる。
でも、かけたらおかしいことになるんだ。だから、目の前の仕事をこなすのみ。医療人の割り切った使命感のようなものはやはり、尊い。
ゆーこ

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