シェイプ・オブ・ウォーターのManamiのレビュー・感想・評価

孤独と愛についてのおとぎ話。恋をして色をまとうイライザは少女のような一方、大胆で妖艶な美しさも見せて色っぽかった

イライザの感じる孤独、なんだかわかる気がする。孤児で、声を発せない、冷戦下のマッチョイズムの象徴的なストリックランドと比べると分かりやすいほど立場が弱い清掃婦。でも、だから孤独なんじゃなくて人は皆孤独で、分かり合いたいと愛を求めているのかな、なんて水の中の世界を見てぼんやり思った