MakiInoue

シェイプ・オブ・ウォーターのMakiInoueのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

美しい話だった。

幼い頃声帯を切られたイライザと
神として崇められてきた半魚人(モンスター)の恋のお話。
会話ができない2人の
仕草や表情で愛を表現できていたのがすごく良かった。

舞台は60年代。
隣人のリチャードは同性愛者だが
それも受け入れられるず、拒否され。
黒人差別、同性愛者差別があった時代。

リチャードの「今の時代にあってないんだ。僕たちは遺物だな」と言うセリフにジンときた。

イライザを取り巻く周りの人たちの環境も
彼女の人の良さから出ているのだと感じた。

あなたの姿がなくてもあなたの気配を感じる
あなたの愛が見える
愛に包まれて私の心は優しく漂う

パンフと、和訳は異なるが
凄くいい詩だと思った。
MakiInoue

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