シェイプ・オブ・ウォーターのネタバレレビュー・内容・結末

シェイプ・オブ・ウォーター2017年製作の映画)

The Shape of Water

上映日:2018年03月01日

製作国:

上映時間:124分

3.9

あらすじ

1962年、アメリカとソビエトの冷戦時代、清掃員として政府の極秘研究所に勤めるイライザ(サリー・ホーキンス)は孤独な生活を送っていた。だが、同僚のゼルダ(オクタヴィア・スペンサー)と一緒に極秘の実験を見てしまったことで、彼女の生活は一変する。 人間ではない不思議な生き物との言葉を超えた愛。それを支える優しい隣人らの助けを借りてイライザと“彼”の愛はどこへ向かうのか……。

「シェイプ・オブ・ウォーター」に投稿されたネタバレ・内容・結末

登場人物たちはありのままの自分を受け入れてもらえず(またはありのままの自分で生きることが許されず)苦しんでいるようだった。 同僚のZeldaも優しいGilesも憎きStricklandも聡明なDr.Hoffstetlerも。そして、主人公のElisaと半魚人の彼も。
終始、冷戦時代特有の緊張感と重々しさが漂っている中で、水が流れているシーンだけはささやかな幸せと希望で満ちていた。
私には、その水の中で生きるElisaと彼だけが最後に自由を手に入れたように見えた。
緑と赤を使って色々な事を表現をしていたり、綺麗なシーンが溢れる映画でした。ストーリーも、複雑さとシンプルな設定が上手く交差されていて、さらっと気付かされて、どんどん引き込まれました。アカデミー受賞に納得できます。

ちなみに、私はトロント在住です。この映画で、ライムパイの登場するレストランですが、カナダのトロント市内に実際に実在する『Lakeview』というお店です。残念ながらライムパイはありませんが、内装は映画とほぼ同じです。他に登場した映画館はもちろん、海へ二人で潜っていくシーンもダウンタウンにある場所です。

トロントは、映画やドラマの撮影場所として有名です。『シェイプオブウォーター』だけでなく『ヘアースプレー』や『ピクセル』など撮影されました。日本から遠く離れていますが、トロント国際映画祭などに合わせて、ぜひ機会があれば立ち寄ってみてください。
とてもとてもよかった。
映画もパンフレットもとてもよかった。

イライザさんも綺麗でかわいいし、彼女の住んでいるアパートも、職場の制服も、バスで居眠りするとき枕になるベレー帽も全部かわいかった。

観る前は重くて暗くて寂しい雰囲気の話だと思っていたけど、イライザがジャイルズとタップダンスをしているとき、クリーチャーと恋をして幸せそうなときなんかはとても楽しかった。

あと、度々流れたYou'll Never knowもとてもよかった。
話が出来る私でもあの曲が心にくるのに、話すことも出来ないイライザがあの曲を聴いてどれほど心を抉られたか。

その点でクリーチャーは表に出さなかった彼女の寂しさをきっとどこかで感じ取り、埋めてくれた。
でも、ラストシーンで撃たれたイライザに鰓ができて2人で水中に消えていってしまったとき、私はどうしてもジャイルズの寂しさを考えてしまった。

話し相手はイライザくらいしかいない、寂しさが消えることはないと話していたジャイルズ……
不味いパイで冷蔵庫をいっぱいにしながらも店に通ったのに酷く振られてしまったジャイルズ……
クリーチャーが愛猫を食ってしまっても彼の本能だからと責めなかったジャイルズ……

この映画が彼の語りであることを思うと、どうしても彼の幸せを祈らずにはいられない。
欠けたスコアは彼の幸せを見届けられなかった悲しさから。
マイノリティにとっては生きづらい世の中。最後、海に消えていく二人がそれを象徴していた様に思う。
イライザが美しくて尊かった…
暴力シーンは辛かった…






個人的にグッときたのは彼が猫を食べてしまった後のシーン
普通だったら愛猫が食べられてしまったら「あいつは危険だ!すぐに追い出せ!お前は頭おかしい!」って言うと思うんだけど イライザの同居人は「食べられちゃった 本能だから仕方ない 彼いなくなっちゃったから探して」残った猫に「お前はラッキーだったな」ってそれだけ それだけなんだよ… 凄くないですか………
愛のあるお伽話 性別も種族も超越した愛 イライザと彼のことだけじゃなくての話
私にはまだわからんかった

けど、浴室を水でいっぱいにして
ドア開けた時の、彼の肩口から覗いた彼女の幸せそうな顔は綺麗だった
「美しい恋愛」
綺麗、だとか簡単な言葉では表したくない作品。
グロいシーンもあったが、最後のシーンが全てもっていく。「美しい…」で終わる。
二人にしか分からない愛があり、それは周囲が理解できず、また理解しなくていいものなのだと思った。その世界が美しいと感じたのかもしれない。
【私の解釈】
途中の「イライザの親友の絵描きのおじさんと周囲の関係」と「イライザと彼の関係」が比較されていたと思う。前者は、元々勤めていた会社の人・パイ屋の店員に裏切られ、また、パイ屋の店員は黒人の客を追い返していた。人間は裏切り、性別や肌の色など、外見で判断している面がある。一方、イライザと彼は外見など全く異なるにも関わらず、内なる部分に惹かれあっていた。
イライザの周囲(親友や同僚)にも、私達観客にも分からない。二人にしか分からないものがそこにはあるのだと思った。その二人の世界は、外見ばかり気にする人間よりも澄んだ美しいものなのではないか。
一方で、彼(化け物といっていいのか)は、指を切断したり猫を殺したりする面もあり、絶対に善だとは言い切れないと思う。

この映画が単に外見についてなどを伝えたいものだとは思わない。
もっと深く、美しいもので、それを全て私が感じ取れているのかはわからない。
初めてこの作品のポスター見たとき
その美しさに一目惚れしたのです
仄暗い水中で射し込む光に包まれながら
抱き合う女性と不思議な生物
この一枚から既に漂わせる
デルトロ監督の世界

期待に胸を膨らませ
ようやくスクリーンで堪能!
やっぱりこの人の芸術性と
表現力の高さに感動した

今作は人と人の心のつながりを
現代社会への風刺を交えつつ
非現実的なラブストーリーに
のせて語ってて
その愛の形を水で表現してるんだって
だから作中には
色んな場面で形を変えて
水が登場してたんだね

"水は自由で自分の形すら持っていない
私たちがどこかに注ぎ込んで
受け手を与えてやらない限り
形を成さない"
そして人が生きるために
必要不可欠なもの
愛も同じような存在で
多様性があって
その人の事を理解して
受け止めてくれる人がいれば
それがひとつの愛の形
そこに言葉がなくても
愛は生まれる...
なんて素敵な話なんだ

ラストシーンも泣けるほど
美しかったけど
お風呂のシーンもすごく
好きだったな
(毎朝恒例のアレじゃないよw)
サリーホーキンス の
演技も裸も素晴らしかった

このキャスト陣と
この監督だからこそ描ける
素敵な作品だと思うし
色んな視点から愛を感じる事ができる.
音楽と映像、色の感じとか雰囲気とかめちゃくちゃ好きでした
とりあえずサントラほしい
洋画って飽きちゃって耐えられなくなること多いけど全然飽きなかった

でも、後先考えずに行動する主人公ってどの映画でも好きになれないなーとは思った
あとスパイの博士が意外とあっさり殺されて、都合良く使われてる感があった。。。

最終的に悪役は死ぬっていうさっぱりな終わり方

見終わったあとの余韻がいい感じ〜〜
全篇通して色彩と美術がとーーーっても綺麗だった…
使われてる小物とかスチームパンクな雰囲気漂う研究所とか…もうとにかく画が綺麗で…不気味だけど美しいの大好きマンなのでたまりませんでした。入りの部分からすでに綺麗すぎてかなり惹きこまれた

反面、セリフ回しはかなりユーモラスで、もっと重苦しい映画かと思ってたら笑える箇所が多くて観ていて飽きなかったなあ〜
悪役の車がぶっ壊されたり、一回やられたと思った奴が背後からぶん殴るシーンとかすごいアメリカの映画だなあ〜wって(そういうのとてもすきです)
あの悪役が精神的に追い詰められた美女と野獣のガストンに見えてきた(人ん家で指を投げるんじゃあありません!笑)

そして笑いながら見てたのに最後の最後で主要人物みんな撃たれてそりゃないよ…って呆気にとられたけど、一応ハッピーエンドな流れだったのでよかったのかな…?愛しちゃったらもう人間だろうが人外だろうが仕方ないですね。

最後の海の中のシーンとお風呂場大洪水してるシーンは美しすぎて涙出そうになった(靴がゆっくり脱げていくのも最高)

黄色の字幕とぼかしと冒頭の映倫ってテロップだけが残念だったなあ…いつか英語ペラペラになったら字幕なしで観たい
あとは2人の中に愛の感情が芽生えていくところをもっと丁寧に観たかったな〜

親友のおじさんの名前最後までわからなかったけど
髪の毛生えてきてよかったね。。笑
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