とても好みが分かれる作品だと思う。
異種との恋愛は見る人によっては、不快に思うかもしれない。
私自身も見ていて奇妙な感覚になった。人間ではないものとの恋愛と、一つになる行動は背徳的に感じるし、不快にもなり得ると思う。
それでも、美しさを感じたのは映像の色彩、音楽、インテリアといった芸術的センスと、彼れらの恋愛があまりにも純粋かつ悲恋だったからかもしれない。お互い孤独を感じ、そこに同情と自分を重ね、愛を見出していく。
そのあまりのピュアさに、嫌悪より美と自分には理解できない神秘性を感じた。
不気味さと美しさが混ざっていて私は好きだった