サップリン

シェイプ・オブ・ウォーターのサップリンのレビュー・感想・評価

4.5
1962年 冷戦真っ只中のアメリカ
形のないものの様々な形を描く大人のお伽話

shape of water
shape of voice
shape of love

設定を入れ替えて海を渡ったポニョであり
本質に真摯に挑戦した美女と野獣

不思議な生き物
障がい者
黒人
同性愛者
スパイなど
マイノリティてんこ盛り!

何より「彼」がいることが成立している
不思議な世界観が凄すぎる!

観る人によって印象は異なるかもしれないが…
とにかく映像全てが美しい
ただ何でもかんでも美しいだけではない
そこが重要!

近年特に素晴らしい監督たちが
あの手この手で「差別」を用いた
素晴らしい映画を生み出しているのは
ドナルド・トランプ大統領の功績に他ならない

さぁ、いよいよアカデミー賞!