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シェイプ・オブ・ウォーターのarnのネタバレレビュー・内容・結末

2.4

このレビューはネタバレを含みます

色味と画面の構成がとってもオシャレ。
画面に映るひとつひとつの小物にも意味を感じたり、序盤のタイトルまでの映像が本当に美しい。
ロシアの写真家エレーナカリスの世界観が好きな人がもしいたら、タイトル映像をじっくり見てほしい!
絶対好きだと思う。

個人的には不思議な生き物にもっと細かい設定が垣間見えて欲しかった。
人間らしさや、人の言語に対する興味、表情や動きから分かる感情の部分をもっと見たかったな。
説明不足のふわっとしたところが多くて、雰囲気がいい映画の良いところも悪いところもあるなと思いました。

パンズ・ラビリンスよりも暗い部分は見やすくて分かりやすかった。

綺麗な映画のままならよかったなあ。
グロもあるけれど、序盤自慰行為シーンをあんなに綺麗に表現してたからグロもそんな感じにしてほしかった。
あと少しだけ長く感じてしまった。

でもこれは本当に個人的な感想。
子供がお気に入りの絵本があるみたいに大人のいろんな人のお気に入りな絵本的な立ち位置の映画だと思う。
好きな人は好き。
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