切身

シェイプ・オブ・ウォーターの切身のレビュー・感想・評価

3.7
ギレルモ監督が最も得意とする世界観。
パンズラビリンスで衝撃を受けたけど、このまで温めて放出してきたか!という感じ。
去年チャゼル監督が得意のミュージカルでララランド監督賞をもらったのと同じような現象だなと。
好き嫌いの作品の好みの問題ではなく、ギレルモ監督がギレルモ監督たる所以がわかる作り(ちょっと日本語意味不明だよね、まぁ伝わりにくいだろうけどいいや)だった。
(というわけで私はそこまで高評価ではない)

「関係性」の映画だなという感想。
人間と魚人、健常と障害、白人と黒人、同性愛と異性愛、家族と孤独、貧乏と裕福、なんかそういう本来は対(つい)になるべき関係性が良くも悪くも映画の基礎になっていた。
切身

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