シェイプ・オブ・ウォーターのしわすのネタバレレビュー・内容・結末

後半にかけて畳み掛けるように終わりに持っていっている印象が強かった。どうも無理やり終わらせた感じが強くていい終わりとは思えなかった。もちろん怪物との恋なのだからファンタジー要素なのだけれど、最後のシーンでそのファンタジー要素が強く現れていた気がした。また後半の怪物と主人公がダンスする主人公の妄想シーンはいらないような気がした。繊細なシーンが妄想によってアンバランス感が否めない。
水の映像はとても美しく綺麗だった。
前半部はかなりよかった。怪物との出会い、心を通わせる過程。怪物のクオリティもかなり高く、外見だけの恋愛じゃないという象徴か。この映画で一番印象的なのは、悪役かもしれない。清々しいほどの悪役感で映画にドキドキ感をプラスしていた。