このレビューはネタバレを含みます
彼が人間でないなら、私は何…?
という主人公の言葉はとても考えさせられた。
人は"普通"を勝手に決めてしまい、
普通ではない何かを持っている人を異常だと思う。普通⁇…そんな人いるのか?
人間と話すことができない、意思の疎通をすることができない。それだけで、不気味で気持ち悪いものだと、異常だと判断してしまう。それは自分が知らないものをただ怖れているだけじゃないだろうか…⁇
相手を分かろうとしない、心に寄り添おうとしていないから、いつまでたってもわからないまま。怖いまま。
とにかく色々考えさせられながら、
いつのまにか映像や物語の雰囲気に引き込まれていった。