アングラな映像作家ケネス・アンガーの短編。
カラフルなドレス(1920年代のフラッパー・ガウンというらしい)が次々にラックから外され、濃いグリーン系のものを選んだ女性。
長いつけまつげの目と真っ赤な唇が印象的なイヴォンヌ・マルキスさん(ジャケ写)。
香水をつけソファに横たわると、ソファが動き出し、素晴らしい眺望のパティオへ。
優雅なドレスで4匹の大型犬(ボルゾイ)の手綱を手にお散歩に出かけるセレブさんでした。
気になるタイトルですが、Puce(蚤色)とは、マリー・アントワネットが好んだとされる暗い紫味の赤褐色らしいですが、彼女が選んだ服の色とは違うような…
この優雅な1920年代的?世界観全体をイメージするタイトルなのかな?
BGMで流れているLeaving My Old Life Behind(Jonathan Halper)という曲のMVのような短編でした。